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執筆者の写真kibou7kateikyoushi

上手にケーキを分けましょう!


寒くなりましたね! 先日は初雪が降りました。


今日は冬至,1年で最も日照時間の短い日です。

冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が

呼びこめるといわれています。

小豆・かぼちゃ(なんきん)にゆず湯で,寒い冬を乗り切りましょう!


冬至が来れば,もうすぐクリスマス🎄

街には出かけないのでクリスマスの雰囲気はあまり感じられないのですが,

クリスマスと言えば,やっぱりケーキでしょう (^^♪

                  

この頃は,シェディングのこともあるので,ケーキといえども買っていなくて,シンプルなものを家で作ります。

「味はどうかな?」と思うと同時に「どうやって切り分けようか」「選ぶ順番は?」なんて

考え始めます。

そこから,じゃんけん・くじ・等分・円の性質などの話題が色々と浮かんできて,また違った楽しさがあります。ケーキは数学好きの心をくすぐります。



去年の記事ではホールケーキを5人で分ける方法を書きましたが,

今回は2等分と3等分についてです。

(ケーキはきれいな円形であるとし,上には果物などが載っていないシンプルなものを

考えます。)



💗2等分

円の中心を通るならどこで切っても2等分。

では,中心の見極め方は?


・ケーキの載っているトレー(または箱)が正方形ならば(ケーキがその真ん中にあると

 して),トレーの対角線の交点が円の中心。

 

・円の中心を,作図(適当な2本の弦の垂直二等分線の交点)で求める

    ……ケーキにコンパスは刺せませんよね (^^;)


・コピー用紙などの,角が直角の紙を使う(右図)。

  紙の角が円周上にくるようにすると,図の赤い線が

  円の直径。同様にしてもう1本別の直径をとる。

  2本の直径の交点が円の中心。

  

などなど。



💗3等分

扇形の中心角が120度になるように切る。

では,その方法は?


・右図のように,まず,円の中心まで切る(青い線)。

 次に,青い線に垂直になるように,円を四分割する

 幅の等しい平行線を引く(黒の点線)。

 最後に赤い線のように切れば,3等分できる。

 🌳それはなぜでしょう?

  ➢青い線を1本下の平行線まで伸ばしてみると,

   右図のピンクの直角三角形が現れます。

   見えましたか?






💗以上,数学的に書きましたが,実際は私たちも そこまでしません (^^ゞ

「大体このあたり!」と見当をつけて切っています。

こんなことをみんなで考えてあれこれ言いながら,切り分けて食べるのが楽しいんです。

我が家でよく使う方法としては,じゃんけんですね。

どうしてもきっちり分けたいときは,等分の線を描いた紙をケーキの下に敷いて切ります。

また,「切った人が最後に取る」もなかなか楽しいです。切る人が,自分に一番小さいものが残らないよう,気合いを入れて切ってくれます (^^♪



最近はトレーに切り分け線を入れてある

ものもあり,便利になりました。


でも,学習した数学を生かして,ケーキを食べる前にも楽しんでみてくださいね!

余裕のある人は,ぜひ別の形のケーキ

でも挑戦してみてください !(^^)!










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