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七夕の夜空

  • 執筆者の写真: kibou7kateikyoushi
    kibou7kateikyoushi
  • 3 時間前
  • 読了時間: 4分


東の空から昇る夏の天の川の写真です。美しいですね✨ 

うちは田舎といえども,夜でも灯りがあるので,なかなかこのようには見えません。

こんなにきれいな星空を,自分の目で見てみたいですね。


夏の大三角は,「はくちょう座 α 星のデネブ」「こと座 α 星のベガ(織姫)」「わし座 α 星の

アルタイル(彦星)」の3つの星を結んだものです。


もうすぐ七夕(旧暦では,今の8月)。織姫と彦星はどれだろう,と 夜空を見上げたくなります。

せっかく見るなら,きちんと知って見るほうがいいので,調べました!

解説付きの写真もありましたので,どうぞ (^^♪





⭐星にまつわる伝説です⭐

 ギリシャ神話によると

  はくちょう座:全知全能の神であるゼウスが化けた姿

  こ と 座 :ゼウスが天に昇らせた星座

  わ し 座 :ゼウスが遣わした鷲

 だそうです。興味がある方は,ぜひ詳しく調べてみてくださいね。



🎋皆様もご存じ,七夕伝説です🎋

 織女(織姫)は機織りの名手で,素晴らしい布を織っていました。

 牽牛(ひこ星)は熱心な牛飼いでした。織姫と結婚するまでは休みなく働き,牛の体を

 洗ったり草を食べさせたりと真面目な青年です。

 しかし,結婚すると二人の時間にふけるようになり,働かなく

 なってしまいます。

 こうした二人の状況を見かねた天帝(織姫の父)は,二人を引き

 離したうえで, 真面目に働けば一年に一回会わせるという約束

 をしました。

 その後,二人は真面目に働くようになり,7月7日の夜に天の川

 を渡って再開を果たしていると言い伝えられています。


 七夕伝説では,カササギが天の川の上で翼を広げ,織姫と彦星の橋渡し役になったと

 されています。

 そのため,ちょうど天の川の中央付近に見られるはくちょう座が,その橋渡し役である

 という説があります。



🌟では,星の探し方です🌟

 夏の大三角は,6月から9月頃まで真東の夜空に見えます。

 6月・7月には東を向いて見上げた位置にあり,8月・9月には頭上に見られるように

 なります。

 ちなみに,夏の大三角を観測するのに最適な時期と時間は,8月上旬の 20時~22時

 だそうです(旧暦の七夕の頃ですね)。

 簡単に星を探すには,東を向いて上を見上げ,まず一番明るい星を探しましょう。

 東の空に見える最も明るい星が「こと座のベガ」,ベガから斜め右下の方向にあるのが

 「わし座のアルタイル」,斜め左下の方向にあるのが「はくちょう座のデネブ」です。

 ベガのすぐ右下の4つの星を結ぶと,平行四辺形になりますよ。  参考: オマツリジャパン




愛知県一宮七夕まつり         真清田神社(ますみだじんじゃ)
愛知県一宮七夕まつり         真清田神社(ますみだじんじゃ)

各地の七夕祭りの中には,旧暦で行われるところも

ありますね。

旧暦の七夕(伝統的七夕)は,年によって変わりま

すが,今年は8月29日です。(こんなに遅いのはめずらしいですね)

二十四節気の処暑(しょしょ=太陽黄経が150度になる瞬間)を含む日か それよりも前で,処暑に

最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から

数えて7日目になります。     参考:国立天文台




7月7日にはいつも「星を見よう!」と楽しみにしているのですが,曇りや雨のことが多いのです。

統計では,新暦7月7日は,晴れる確率は約 26%(東京)と低く,そのうえ月齢が一定

しないために,晴れていても月明かりの影響によって天の川が見えない年もあります。

一方,旧暦7月7日が晴れる確率は約 53%(東京)。特別に高いわけではないですが,

旧暦では毎年必ず上弦の月となることから,月が地平線に沈む時間が早く,月明かりの影響

を受けにくいのです。

ですから,天の川が見える確率は,旧暦の七夕の方が かなり高いといえます。

さて,今年は星が見えるでしょうか !?   参考:Wikipedia



以前の記事 雨の呼び名 でご紹介しましたが, 

七夕の前日に降る雨は,彦星が牛車を洗っている水

が落ちてくる水(洗車雨)で,  

七夕の当日に降る雨は二人の涙(洒涙雨)💧……。


今年は梅雨明けが早かったので,7月7日は晴れる

といいですね✨


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