🍃大きな台風が日本列島を縦断しています。
台風の目から遠く離れたところでも浸水などの被害が出ています。
まずは身を守る行動を。皆様どうかお気を付けください。
🌸台風の中でも,オシロイバナ(白粉花)は元気にあちらこちらで咲いています!
とても身近な花で,小さい頃は家にもありました。夕方,1時間ほどかけて咲くんです。
花びらが5枚あるように見えますが,これは合着した がく なのです。雄しべは5本
あります。(「5」,フィボナッチ数ですね!)
黒い種(右写真)の中には白い粉が入って
います。
これを,化粧に使うおしろい(白粉)に見立て
たのが名前の由来です。
赤・黄・白,時には絞り模様や咲き分けなど,
色々なタイプの花があります。
咲くのは夕方4時頃で,
和名としてはユウゲショウ(夕化粧),
英語では Four o'clock(そのまんまです!),
中国語では洗澡花(風呂に入る時間),
煮飯花(夕飯の時間)などと呼ばれるようです。
子供が遊びに使うこともありますが,全草,特に種子や根は毒性があるので,
口には入れないように気を付けてくださいね。 参考:ウィキペディア
💚さて,今回は「ご飯と豆」についてのお話です。
いざというときのために備蓄している米と豆の栄養について,まとめてみました (^^♪
💛タンパク質の栄養価を示す指標を「アミノ酸スコア」と呼びます。
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり,そのうちの体内で合成できない9種類の
必須アミノ酸は,それぞれ必要量が提唱されています。
「アミノ酸の桶(樽)の理論」
(引用:『分子栄養学で必ず登場する「アミノ酸スコア 樽の理論」の落とし穴』)
上の左図の桶は,全てのアミノ酸が満たされているので,十分なタンパク質が作られて
いると考えられています。
それに対して,右図のように,一部の栄養が不足していると,他の栄養をいくら摂っても
一番低い高さまでしか利用されず,排出されてしまいます。
食品ごとにアミノ酸スコアは異なります。例えば,大豆・精白米は右図のようになっています。
どちらも100に満たない少ないものがありますね。
でも,一緒に食べることによって,お互いの足りない分を補い合うことができるのです(右下図)。
ご飯と豆(豆腐・味噌・納豆……),
また,赤飯や豆ご飯など,
私たち日本人が昔から食べてきたもの
は,理にかなった食べ方なんですね。
ご飯を白米でなく分づき米や玄米に
したり,豆に限らず色々な食材を
食べ合わせたりすることで,
バランスよく栄養を摂取できますね。
ここまでの参考・引用:『分子栄養学で必ず登場する「アミノ酸スコア 樽の理論」の落とし穴』神代知明
💛「ちゃんと食べなきゃ!」って思ったけれど,
広い世界を見渡せば,大きく異なる環境で暮らしている人たちがいて,
上記のような理屈に合わない現象は無数に観察されているようです。
「たとえば,パプアニューギニアの原住民の食生活。彼らが食べているのは,
基本的にタロイモとかヤムイモなどのデンプン質だけである。動物性タンパク質は
ほとんど摂取していない。それなのに,若者たちは筋骨隆々とした体をしている。
なぜだ? 理屈に合わない。なぜ彼らは健康を保つことができるのか。」
これには,パプアニューギニアの原住民の腸内細菌が関わっているとのこと。
長い長い時間をかけて,それぞれの地域・環境に合った体になっているんですね。
💗日本人が他国の食生活を真似ても体に合わないものもあり,やはり伝統的な日本食が
適している,ということでしょうか (^^♪
うちは大したものは作れませんが,豆は好きなので,大豆・小豆・大正金時豆・白花豆
など,色々な豆を食べています。
ご飯と豆で効率よく栄養が摂れたらいいなと思います (^^ゞ
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