パイナップルを食べる前のお楽しみ! ~フィボナッチ数列~
- kibou7kateikyoushi
- 1 日前
- 読了時間: 3分

シャガ(著莪・射干)が可憐な美しい花を咲かせています。一日花ですが,次々につぼみが出てきて,たくさんの花を楽しむことができます。
シャガはアヤメ科の植物で,花は菖蒲やアイリスよりも小さめ。6枚の花びらのうち,
大きな3枚の花びらに紫と黄色の模様がきれいに入っています。
(「3」は,以前の記事でご紹介した フィボナッチ数 ですね!)
シャガの学名は「Iris Japonica(アイリス・ジャポニカ)」。日本古来の花のような名前です
が,中国から古代に日本に入ってきて,野生化したようです。
山林などの木漏れ日の差すような明るい半日陰を好みます。しっとりとした和の雰囲気を
持っていて,日陰で健気に咲いている様子や涼しげな容姿に癒されます。 参考:BOTANICA
🍍さて,暖かくなってきたなと思っていたら,もう沖縄産のパイナップルが出回るように
なりました。
パイナップルが好きで,時々カットしていないものを買っていました。うちでパイナップルを生らせたくて,葉の部分を使って挿し木をしたこともあります。暖かい時期は順調に育ったのですが,冬の寒さで枯れてしまいました。残念!
もしパイナップルが手に入ったら,食べる前にちょっと眺めてみてくださいね。
色・つやはもちろんですが,表面の突起の並びに注目です !(^^)!

パイナップルの表面は,六角形が組み合わさった形をしています。この六角形は
それぞれが1個の実で,だんだんと成長して繋がったのです。
眺めていると,隣り合った六角形が列になっている線が見えてきますよ。
下の写真は,パイナップルの花が咲いているところです(もう少し暑くなって咲くようです)。
紫色の花が並んでいますね。花を見ても らせん になっているのが分かります。

🍍では,パイナップルの果実に戻ります!
下の写真の赤い線,緑の線の続きがイメージできますか?
それぞれ,全部で何本引けるでしょうか。
らせん状に並んでいる線は,以前の記事で ひまわり をご紹介しました。ひまわりは
平面で見ることができますが,パイナップルは らせん が裏側にも続いているので,
写真だけでは数えるのが難しいんです。
お手元のパイナップルでぜひ数えてみてくださいね。


裏側にも らせん が続いています(くるっと回って表側に続く
らせん もあります)。
もし実物を手にすることが
あれば,きちんと数えられます
よ (^^♪
下の写真のような線も見えたので,色をつけました。

パイナップルは一つひとつ異なるので(当然ですが),見え方や らせん の本数も異なり
ます。でも,らせん を数えてみると,きっと5本,8本,13本のうちのどれかの本数が
出てきますよ。
5,8,13 は フィボナッチ数(フィボナッチ数列 に出てくる数)です!
(フィボナッチ数列:1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,……)
フィボナッチ数は,多くの植物の花びらの数や,茎に沿った葉の並び方などにも現れます。
フィボナッチ数列は,今でも重要で有名な数列です。なぜなら,自然界の現象に大きく関連しているからなんです。
💗数学は世界の共通言語。神の作った世界を知る鍵です!
自然界にあふれている数学を見つけてくださいね!! (^^♪
私は ふと何かの数を数えてみたとき,フィボナッチ数が出てくると,そのたびに
「おお~!」って感動します💕
もしいつか神様とお話できたら,このような数の神秘についてぜひお聞きしたい
です🌸🌻🍍
フィボナッチ数列に関連した話はまだあるので,機会があればご紹介しますね (^^)v
Comments