top of page

和算 ~日本の誇る数学~ 交会術

  • 執筆者の写真: kibou7kateikyoushi
    kibou7kateikyoushi
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

小松菜の花
小松菜の花

暖かい日が増えてくると,植物も「待ってました!」と言わんばかりに変化していきま

す。小松菜や白菜・大根などは薹(とう)が立ってきたので,急いで収穫。菜の花はビタミンやミネラルが豊富なので,美味しくいただいています。

種を採るために残したものは,今 花ざかり。色々な菜の花に蝶も飛んできています。

今日は春分の日。これからは夜よりも昼の方が長くなり,過ごしやすくなりますね。気分も明るくなります✨



🌿さて,今回は和算の中から「交会術(こうかいじゅつ)」の問題をご紹介します!

  「交会術」とは,めぐり合うことを問題にしたものです。

         (2つの数の最小公倍数を求める計算方法をいうこともあります。なるほど!)

 中根彦循(なかねげんじゅん)の『勘者御伽双紙(かんじゃおとぎぞうし)』を元にした問題です。

  今年の干支の馬の登場ですよ🐎    参考: 一関市博物館主催「和算に挑戦」(令和3年度)




🌺問題:周囲が 100里の池があります。池の周りを,

     牛と馬が同じ所から同じ向きに進みます。

    1日に牛は5里,馬は 30里進みます。

    今日一緒に出発すると,次に会うのは何日

     目でしょうか。

       ※ 牛と馬は同じ速さで進むわけではなく,おそらく途中で休憩をはさみ,

        夜は休んでいます😴 細かいことは考えず,おおらかにいきましょう (^-^)


  

💛考え方

  この問題は,池を1周回ると元の場所に戻るので,直線で考えるよりも ちょっと

  考えにくいのです。牛は,陸上競技でいう「周回遅れ」になります。

  表にする・図を描く・方程式を立てるなど,自分が一番考えやすい方法で解いてみて

  くださいね。(よく分からないときは,地道に書き挙げるのが一番です!)



💚解答例


表の利用


     牛と馬が進む距離を表にすると,次のようになる。

                      4日目




図の利用


     牛と 馬が進む距離を,図に描いて表すと次のようになる。



                上図で が同じ場所になるのは 4日目



方程式を立てて解く


  牛と馬が次に会うのを x 日目だとする。次に会うのは,牛がちょうど1周遅れになる

  ときだから,馬は牛よりも100里多く進んでいる。

 よって,

         30 x = 5 x + 100

  これを解いて,  x = 4      4日目




進む距離の差を考える


  牛と馬が進む距離の差は 30 ー 5 = 25 (里)

  次に会うのは,牛がちょうど1周遅れになるときだから,馬と牛の進んだ距離の差は

  100里。この差が 0 になればよいので,

       100 ÷ 25 = 4     4日目



などなど,色々ありますよ。

池の周りを散歩している気分で,これ以外の解き方もぜひ探してみて

くださいね (^^)/


コメント


bottom of page