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執筆者の写真kibou7kateikyoushi

教材の選び方などについて



近所の桜が一斉に花開き,見頃を迎えました。ちょっと外出したときに見るくらいですが,

美しい花を見ると心が和みますね🌸


学校も新年度を迎え,すべてが新しくなりました。

新しい教科書たちを見ると,やる気が出てきますね。その「やる気」がとても大切です!

新しい単元に入るたびに,新しい「やる気」で臨みましょう! 




🌳さて,今回は年度初めの教材などについてです。

  生徒に「教材の選び方」をたずねられたとき,私がすすめてきた方法を以下に

 記しました。

  参考にしていただけると嬉しいです。



🌸自宅学習であっても,学習に使う教材は,基本的に

 学校で配付されたもの・購入したものがベースになると思います。

  もし「それが何となく使いにくい」「〇〇な教材がほしい」ときは,


どんな教材が欲しいのかをはっきりさせる

 「説明が詳しい」「問題数が多い」「書き込みスペースの多い問題集」

 「基本から標準レベルの問題が手厚いもの」「見開きで見やすくまとめてある」

 などなど。


可能ならば,何種類かの教材(問題集・参考書など)を見比べる

 例えば自分の苦手な内容のところを開いて,

 どれが一番分かりやすいか,ニーズに合っているかを見るといいです。

 (今は外出も厳しいので,インターネットで中身を少しでも閲覧することが

  できればいいですね。)


・それでも分からないときは,自分が一番親しみを感じるものを選ぶ

 


🌸出版社によって字体・紙質や構成・雰囲気などが異なります。

 特に高校は教材の種類が多く,同じ出版社でも編集者が違うと やはり別物です。

  (私にも,信頼できる出版社・読みやすい字体などがあり,その中から選ぶことが

 多いです。)

  また,A君が使っているものが,必ずしもB君に合うとは限りません。

 大切なのは,それを使う本人が「毎日手に取って使おう」と思えること

 つまりその教材と「仲良く」なれることです。

  同程度のレベルのものであれば,取り上げている問題に若干の違いはありますが,

 目標としているところは ほぼ同じです。

  その1冊をすべて解けるようにすれば,かなりの力がつきます。

 十人十色,自分の気に入った教材を,大切に使ってあげてくださいね。



🌸高校生になると,辞書もよく使うようになります。

  国語(古文・漢文含む)・英語の辞書は,紙がおすすめです! 

  重くて場所も取りますが,調べようとしているもの以外も目に入るし,

  画像として頭に入りやすいです。

  毎日何年も使っていると,手になじんでくるし辞書を引くのも速くなって,

  一発で引けたときは感動ものです (^^♪

  電子辞書は「ちょっと」というときに便利です。

  色々なタイプがあり,一般向け・学生向け・言語系強化・理化学向けなど,

  種類が多いです。

  上手に使い分けるといいですね。



🌸高卒認定試験の学習については,

  学校に所属していないので

 指定の教科書などはありません。

  教材を買う・買わないは自由ですが,


過去に出題された問題は必ず早いうちに

 見ておく

 文部科学省HP で確認することができま

 す。直近の2年分は掲載されていないので,

 最新情報を得るには,過去問題集を購入するなどで対応することになります。

 理科については,選択する科目によって試験に必要な科目数が変わってきます。

 各科目の内容を確認して,自分にとって学習しやすい科目を選びましょう。


必要に応じて問題集などで演習する

 数学でいえば「数学Ⅰ」の教科書から出題されますが,教科書の全ての範囲から

 出題されるわけではないので,過去問題を見るなどして,頻出問題を重点的に

 学習すると効率よくできます。

しかし,頻出問題をピンポイントで学習しようとしても,

 そこに至るまでの基本的な内容の学習も必要になるので,それに応じた復習なども

 行ってくださいね。

 高校の内容は中学よりも難しいので,身につけるために数をこなすことが

 今までよりも必要になってきます。

 場合によっては高校生向けの問題集(基本~標準レベル)を購入して

 練習するのもよいでしょう。

 

目標を定め,それに合わせて学習計画を立てる

 高卒認定の場合,レポート提出も定期考査もありません。

 つまり,「いつまでにこれをしなければならない」というのが見えにくいのです。

 また,学習内容は中学に比べて格段に難しいものもあり,

 「よく分からないな」「また今度」となりがち。

 いつまでに合格を目指すのか,それぞれの科目の取り組み時期は,などを考えて

 学習計画を立てましょう。

 高認合格後の進学・就職を視野に入れている場合は,さらに深い学びが必要になることも

 あるでしょう。



🌸通信制高校・高卒認定の学習では,反復練習が不足しがちです。

  同じ問題をきちんと解けるように何度も解いてみて,それができたら,

 似た問題(類題)をたくさん解くといいですよ。



💕学力定着のために,一人ひとりに応じた学習をサポートします。

 一緒に取り組みましょう !(^^)!


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