我が家の隣に空き地に,何年か前に
何の木だか分からない木が生えてきました。
「大きくなって邪魔になったら切ろう」と
思って,そのままにしていました。
先日,ふと見ると,なんと花が咲いている
ではありませんか!
赤くてきれいな椿の花が💕
日当たりも良くないところなのに,
よく咲いたなあと驚きました。
切らなくてよかった~!
なんだかプレゼントをもらったようで嬉しいです。
自粛生活していると,このようなささやかなことでも,
自分の中では大きな喜びになりますね。
🌳さて,今回は,不思議な式についてです。
0.99999……=1
この式,一度は見たことがあるかもしれませんね。
「当たり前だよ」って思える人はきっと少なくて,
「0.99999…… と1の間には,ちょっと隙間がありそう」なんて思う人が
多いのではないでしょうか。
気になったら眠れないあなたのために,簡単な説明を。
🌸まず, 1/3(3分の1)を小数で表します。
1/3=1÷3だから,1/3=0.33333……(循環小数)です。これは正しい式ですね。
では,この両辺に3をかけてみましょう。両辺に3をかけても等式は成り立ちます。
1/3×3=0.33333…… ×3
これを計算すると 1=0.99999……
となりますね。
(※1/3 の値が なじみがあるので使いましたが,
1/9=0.11111…… の両辺に9をかけてもいいですよ。)
🌸別の方法での説明も書いておきますね。
(高校の理系の授業で学習する内容ですが,まあ見てくださいね (^^ゞ )
0.99999……=0.9+0.09+0.009+0.0009+0.00009+……
と表せます。
「0.9」「0.09」「0.009」「0.0009」「0.00009」は,初めの「0.9」に「0.1(1/10)」
を 次々とかけて得られます。
これを「初項 0.9,公比 0.1(1 /10) の等比数列」といい,等比数列を無限に
加えたものを「無限等比級数」といいます。無限等比級数の和については
ですので,
となります。
まだすっきりしないんだけど……という人もいるかもしれませんね。
まだほかにも証明方法はあるのですが,初めにご紹介した式での説明が
一番納得しやすいのではないでしょうか。
💛ともあれ,疑問を持つことは大切です。奥に潜む真実に迫ることがあります。
数学の無限の世界に足を踏み入れたあなた,今後は数式の中の「……」が
気になっちゃいますよ。
一緒に楽しんでいきましょう (^^♪
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