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執筆者の写真kibou7kateikyoushi

月といえば……

更新日:9月27日


                ススキ(秋の七草の一つ)



日中はまだ蒸し暑いとはいえ,朝晩は だいぶ過ごしやすくなりました。

庭では虫が大合唱! 秋ですね。



🌛昨年の今頃に,「紙を何回折れば月に行ける!?」と題した記事を書きました。

今回も,月にまつわるお話です。



💚学生時代に,『竹取物語』という映画を観ました(1987年,監督:市川崑)。

主題歌が,私の好きな Peter Cetera のStay With Meとあって,わくわく !(^^)!

沢口靖子さんが演じるかぐや姫は宇宙人で,大きな月の船(UFO)が迎えに来る

という設定。

かぐや姫が月の住人なら,宇宙人であることには驚きませんが,

蓮の形をした大きな光り輝く UFO が迎えに来るのは現代風。弓矢では到底かないません。

映画のポスターにはその場面の絵が描かれてあり,度肝を抜かれました。


「人間は,まだまだ知らない途方もないものがあることを知らねばならない」

                            竹取物語 ラストシーン より)

と誰かが言うのですが,本当にその通りだと,今になって納得します。

それに,巨大 UFO がやってくるというのも,だんだんと現実味を帯びてきました。

あの映画が,夢物語ではないような気がしてきます。

(それにしても,36年前の映画なので,沢口靖子さん・中井貴一さん はじめ,皆さん

 お若い!)


しかし,かぐや姫が UFO に乗って空を飛んでいくのは興ざめしてしまうかも。


🌸『竹取物語』原文(お迎えの場面)

 「大空より,人,雲に乗りて降り来て,地つちより五尺ばかり上がりたるほどに,

  立ち連ねたり。」

 「立てる人どもは,装束のきよらなること,物にも似ず。飛ぶ車一つ具したり。

  羅蓋(らがい)さしたり。」 


この原文から,精一杯に美しい場面を想像します。

ちなみに,小さい頃に読んだ絵本の『かぐや姫』には詳しく書かれていないことが

原文にはありますので,一度読んでみてはいかがでしょうか。

なぜ地球にやって来たのか,かぐや姫の秘密も書かれてありますよ (^^♪






🌜では,月の呼び方について少しご紹介!


十五夜(満月)を過ぎたら,月の出がだんだん遅くなってくるのを,次のように

何とも趣のあるうまい表現で表しています。


十六夜(いざよい):陰暦16日の月で,

          月が「いさよふ(ためらう)」ように遅れて出てくることから

立待月(たちまちづき):陰暦17日の月で,外に立って待っていたことから

居待月(いまちづき):陰暦18日の月で,座って待っていたことから

寝待月(ねまちづき):陰暦19日の月で,寝て待っていたことから

有明の月(ありあけのつき):十五夜より後の,月齢29までの月のことで,

              夜が明けてもまだ空にある月のこと

              和歌にもよく使われていますね。



今年の中秋の名月は9月17日です。

1年で最も美しいとされる月を,

見てみてくださいね💕


なお,『徒然草』兼好法師が

  「花は盛りに,月はくまなきをのみ

              見るものかは。」

書いているように,満月でなくても月は

美しいもの。

時には空を見上げて,澄んだ夜空の月を楽しんでくださいね (^^♪




💛前回解答例「4つの4」




ここまで数が大きくなってくると,

最初から式を作るのは大変なので,

一度作った式を応用することも

考えるようになってきます。

例えば左の51と53,53と54の

ように。


この他にも色々な表し方があります

ので,

この解答例とは異なる式も

見つけてみてくださいね !(^^)!

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