ススキ(秋の七草の一つ)
日中はまだ蒸し暑いとはいえ,朝晩は だいぶ過ごしやすくなりました。
庭では虫が大合唱! 秋ですね。
🌛昨年の今頃に,「紙を何回折れば月に行ける!?」と題した記事を書きました。
今回も,月にまつわるお話です。
💚学生時代に,『竹取物語』という映画を観ました(1987年,監督:市川崑)。
主題歌が,私の好きな Peter Cetera の「Stay With Me」とあって,わくわく !(^^)!
沢口靖子さんが演じるかぐや姫は宇宙人で,大きな月の船(UFO)が迎えに来る
という設定。
かぐや姫が月の住人なら,宇宙人であることには驚きませんが,
蓮の形をした大きな光り輝く UFO が迎えに来るのは現代風。弓矢では到底かないません。
映画のポスターにはその場面の絵が描かれてあり,度肝を抜かれました。
「人間は,まだまだ知らない途方もないものがあることを知らねばならない」
(竹取物語 ラストシーン より)
と誰かが言うのですが,本当にその通りだと,今になって納得します。
それに,巨大 UFO がやってくるというのも,だんだんと現実味を帯びてきました。
あの映画が,夢物語ではないような気がしてきます。
(それにしても,36年前の映画なので,沢口靖子さん・中井貴一さん はじめ,皆さん
お若い!)
しかし,かぐや姫が UFO に乗って空を飛んでいくのは興ざめしてしまうかも。
🌸『竹取物語』原文(お迎えの場面)
「大空より,人,雲に乗りて降り来て,地つちより五尺ばかり上がりたるほどに,
立ち連ねたり。」
「立てる人どもは,装束のきよらなること,物にも似ず。飛ぶ車一つ具したり。
羅蓋(らがい)さしたり。」
この原文から,精一杯に美しい場面を想像します。
ちなみに,小さい頃に読んだ絵本の『かぐや姫』には詳しく書かれていないことが
原文にはありますので,一度読んでみてはいかがでしょうか。
なぜ地球にやって来たのか,かぐや姫の秘密も書かれてありますよ (^^♪
🌜では,月の呼び方について少しご紹介!
十五夜(満月)を過ぎたら,月の出がだんだん遅くなってくるのを,次のように
何とも趣のあるうまい表現で表しています。
十六夜(いざよい):陰暦16日の月で,
月が「いさよふ(ためらう)」ように遅れて出てくることから
立待月(たちまちづき):陰暦17日の月で,外に立って待っていたことから
居待月(いまちづき):陰暦18日の月で,座って待っていたことから
寝待月(ねまちづき):陰暦19日の月で,寝て待っていたことから
有明の月(ありあけのつき):十五夜より後の,月齢29までの月のことで,
夜が明けてもまだ空にある月のこと
和歌にもよく使われていますね。
今年の中秋の名月は9月17日です。
1年で最も美しいとされる月を,
見てみてくださいね💕
なお,『徒然草』で兼好法師が
「花は盛りに,月はくまなきをのみ
見るものかは。」
と書いているように,満月でなくても月は
美しいもの。
時には空を見上げて,澄んだ夜空の月を楽しんでくださいね (^^♪
💛前回の解答例「4つの4」
ここまで数が大きくなってくると,
最初から式を作るのは大変なので,
一度作った式を応用することも
考えるようになってきます。
例えば左の51と53,53と54の
ように。
この他にも色々な表し方があります
ので,
この解答例とは異なる式も
見つけてみてくださいね !(^^)!
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