今回は,理科の講師「物理や」による初の記事です!
🍎 初回なので,僕の大好きなリンゴを
使いました。
まず,リンゴの皮を剝いてみます。
上から剥き始めて,なるべく同じ幅で,途切れないよう,剝き残しが無いようにします。
(下の左の写真の線のように切ります)
さて,剥いた長~い皮は,どんな形をしているでしょうか?
ずっと同じ方向に剝いていったから,真っすぐなのか?
リンゴは丸いから,カーブしているのではないか?
もっと曲がって,グルグルの渦巻き状の形ではないか?
予想してみてください。
正解は,右の写真のようになりました。
渦巻き状ではありますが,上下に2つ,
渦巻きができています。
剝き方を変えたわけではありません。
ただただリンゴの表面に沿って,
同じ幅をキープしながら剝いただけです。
不思議な形です。
一度できれいに剥けました!
日頃から料理をしている成果です (^^ゞ
しかし,このような渦巻きは,他でも目にする機会はあります。
一例として,日本で馴染みのある台風を挙げましょう。
日本に接近する台風は,どれも渦の向きが同じなのです。
これは,日本が北半球にあるからであり,北半球の台風 (ハリケーン,サイクロン)は,全て同じ向きです。
では,南半球の台風は,渦の向きがどうなっているのか……。
僕と反対向きでリンゴの皮を剥いてみると,
どのような形になるのか……。
リンゴの皮を剝くと,台風が見える。面白いと思いませんか?
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