百日紅(サルスベリ)の花が満開です!
暑い夏ですが,元気なサルスベリが赤やピンク・白の 色とりどりの花を咲かせて,
目を楽しませてくれます。
花は次々に開花して,名前の通り100日近く咲き続けます。
また,本当に木登りの上手な猿が滑り落ちそうなくらい木肌が滑らかです。
他の木に比べて幹や枝の表面の摩擦力が小さいんですね。
このネーミング,素晴らしい!
🍎さて,昨年も紹介しましたが,理科の簡単な実験を再度ご紹介です。
夏休みの自由研究にも発展させられますよ!
「物体が落下する速度は,物体の重さによらない」という「落体の法則」。
空気抵抗の影響を強く受けるようになると,重さも重要になってきますが,
今回は,球形・円柱形の物を転がして,転がる速さが違うのか,実験してみました。
※実験の様子を撮影し,大まかな説明役として合成音声を用いています。
音量に注意してください。
◎用意するもの
・1m~ の板,または斜面
・転がすもの(ゴルフボール,テニスボールなどの球,缶詰などの円柱形)
・録画できる媒体(カメラ,スマホなど)
◎方法
① 斜面を用意する
② 録画の準備をする(位置を固定できると,見比べやすい)
③ 転がすものを,斜面上部に配置する
④ 録画を開始し,物体を静かに転がす
⑤ 録画を終了し,見比べる
段ボールを滑り止め代わりに使い,簡易的な斜面を用意
転がすタイミングを合わせるため,別の板で転がすものを静止させておく。
転がすときには,斜面下方向に向けて素早く板を引き抜くと,差が出にくい。
諸々大雑把になっていますが,今回は軽いノリなのでご容赦ください。
◎実験
1. ゴルフボール,テニスボール,手毬
大まかな形状が球体のこの3つは,大きさや重さが違う物だと,転がる速さに違いが出るかどうかを見やすいのではないかと思い,試してみました。
テニスボールと手毬は同程度の速さ(若干手毬が速い),ゴルフボールは明らかに
速かったですね。
2.円柱形の容器
円柱形の容器に,「何も入れない状態」「半分程度水を入れた状態」
「ほとんど水で満たした状態」で実験します。
(下の写真は,空の容器(左)と,ほぼ満杯状態(右)しか映っていませんが……)
水がこぼれないように,ラップで覆って,蓋をかぶせ,さらにセロハンテープで固定した
状態で実験しました。
中に水を入れると,明らかに速くなったようですが,水の量をもっと細かく変えると,
転がる速さは変わるのでしょうか?
また,中身を,ビー玉などの,ある程度大きさのあるものに変えて試してみても
同じような結果になるのでしょうか?
3.番外編
せっかく,小さいボールと,小物を入れられそうな容器があったので……。
以上,家にあった球形・円柱形の物を転がして遊んでみましたが,いかがだったでしょうか?
今回は紹介ついでに少ししか試しませんでしたが,自由研究などで,もっとたくさん試してみると面白いのではないでしょうか。
※今回の実験結果を理論で解説することは出来かねますので,ご了承ください。
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